2人が本棚に入れています
本棚に追加
/17ページ
今日は久しぶりに恵美と遊んでいた。
お互い住んでいるところが遠いため、一ヶ月に一回遊べたらいいほうだ。
今日は恵美の家にいた。
「なぁ恵美?」
「なに?」
「いつもごめんな、なかなか会えなくて」
そう言うと恵美はニコッと笑って手を握ってきた。
「ううん!大丈夫だよ!」
「そうか…」
恵美にキスをすると、一瞬驚いていたが、すぐに受け入れた。
こんな日が高校に入ってからの三ヶ月間、毎月あった。
会えない日は毎日電話している。
ずっとこんな感じで続いていくのだろう。
これからもずっと。
この「いつも」が。
最初のコメントを投稿しよう!