崩壊

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『どしたんなら、お前ら。よいよ朝から笑わしょ~るのぉ』 見知らぬ坊主頭の男が立っていた。 『秀幸さん…』 正樹がその坊主頭に言った。 こいつが秀幸?。 先生達も 『秀幸!。お前はいいから、職員室に行っとけ!!』 と、怒鳴っている。 …秀幸だ。 こいつが秀幸なんだ。 傷だらけの坊主頭に、ギラついた大きい目。 『はっは~。正樹よ~わしも混ぜぇ~や』 秀幸は乱闘に入り一目散に先生を殴りつけた。 『わし…あんたら大人を好きになれんのじゃ…』 そう言いながら、先生を殴り倒しては、腹を何度も蹴り続ける。 展開は一転して、秀幸対先生達となった。 『やめぇい…やめんか秀幸!。また、鑑別に戻りたいんか?』 先生は叫びながら抑えつけるが、秀幸は噛みついて、そいつを振り払い、次の先生を殴って、また倒れたとこに腹を何度も蹴り続ける…
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