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来る!?
そう思った時、赤いパトランプとサイレンが…
警察だ!
助かった…
正直そう思った。
秀幸はまだ遠くのパトカーを見るや否や
『はっは~、ポリがなんなら。早ぉ来いや…殺しちゃるけぇ』
そう言いながら、パトカーが来る方向に、拳を鳴らしながら歩いて行った。
『!、秀幸さん、何を言いよるんですか。これでパクられたら…また鑑別ですよ。とにかく…逃げにゃ~』
正樹は手薄の道を指して秀幸に言った。
秀幸は…
『はっはっは~…何を言いよるんなら、正樹よ~。…そがぁなんじゃけぇ…お前は…』
と、正樹に近づき殴りつけた。
仲間も警察も関係ない…。
これが秀幸か…。
警察が到着した頃、結局どさくさ紛れに正樹と秀幸は逃げ去っていた。
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