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「なに?」 よく響く、高めの声。 「わたし、七組の美山奏空!!えーっと…あなたは?」 「二組、藤咲怜」 「怜、かぁ。よろしくね」 笑顔を向けるも、怜は静かな瞳で奏空を見つめるだけだ。 (そっけなさすぎだって!!) 奏空は、自分の表情がひきつるのを感じた。
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