「頼むわね」

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まさかの母親の声。 声をかけてくるなんて、どれだけ振りだろう。 まして、わざわざ俺の部屋まで来て。 「翔琉? ねえ、聞こえてるんでしょ?  ちょっと出てきてよ」 しかも、話があるから出て来いって? 話……? 頭ん中は、軽くフリーズしてた。 ほんの数秒前までは予想もしてない事態だったんだ。
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