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ある日
その誰かに気をとられたまま靴を履 こうとした瞬間……
あ 鞄がな…………
ザラアアアア
何?
これ何?
砂?
ホント、バカなことしかしない
今度は砂に気を取られていると急に誰かが砂をはらってくれた
あまりの不意打ちにビクッとなった
優しい手でワタシの頭の砂をはらってくれる
髪の毛の間から見えた姿は……
その子の胸の 辺り
背が高いんだ。
年上かな………
顔を覗いてきたけどあえて反らした
「待ってろ。」
え?その声どこかで……
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