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２１××年―…
世界は崩壊した、温暖化や少子化が進んだ結果温度調節の出来ない年寄りや子供は息耐え、力ない者は食用として生ける者達に捕食される世界
町の建物は太陽の暑さでヒビが入り、少しの振動で崩れ
水は干からび、配電工場は常に火花を散らしている
町の回りは丈夫な石塀で囲まれ、外に広がる世界など見たことない人間もいるだろう
外には政府と金持ちがいて、安全な場所で俺たちを見ている、政府が用意したテレビからは
『私達が市民を守ります!!』
などと言いながら安全な場所で胡座をかいてる、危なくなったら逃げるくせに
そんな世界を人は口々にこう言った
神に見捨てられた と
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