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●ファンタジーなのにありきたりな世界……
これはなかなか深刻な問題です。
ファンタジーは指輪物語より、今日まで隆盛を誇り、これまで莫大な量のファンタジー小説が世に出ました。
さらに最近では、ゲームでもファンタジーものが多く、ネタの消費量が非常に早いジャンルです。
つまり数が多いと、それだけ自分の作った作品と似た作品がある可能性は相対的に上がるわけです。
特に以下の言葉が重要な役割を担うファンタジーを書いていらっしゃる方は要注意
・ドラゴン
・妖精
・伝説の~
・世界が滅ぶ仕組み
このあたりはもう使い古されていると思って間違いないでしょう。
事実、妖精やドラゴンが登場するファンタジーは、それだけで選考の対象外になる賞すらあるという噂があります。
あとは、個人的に「三部作」も臭いますね。あまりいい印象は受けません。これは間違いなく個人的ですが。
ありきたりな世界観で攻める場合、より多くの読者を魅せる為にはより高度な話の展開が必要になります。
そして、その際に必要となるのがチェスや将棋で言えば、高度な戦術をを行う場合に必要な駒。つまりしっかりとした人物です。
人物と世界観がそれぞれ一人歩きしないように均衡を保つ。これが重要です。
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