690人が本棚に入れています
本棚に追加
●世界観の構築~ロー・ファンタジー編~
こちらはあまり難しい問題ではありません。何せあらかじめ舞台の歴史や地理、風土が矛盾なく完璧に出来上がっているわけですから。
しかし、この場合は世界観が完璧に設定されているが故の難点もあります。何せ全てが決められているので、私情を挟む余地などはありませんし、中途半端な知識では読者にツッコミを入れられた時に困りますね。
プロットを作る前に、前もってその世界観の風土や人間の気質、治められ方や社会的地位の関係。最低でもこれは完璧に把握するべきです。
これは、日本からその舞台を見たり、世界史の教科書でどうにかなるわけではありません。まず、ロー・ファンタジーを作る場合はネット環境を駆使して舞台の雰囲気に振れたり、その時代の文学に触ったりしましょう。
そして何より、現実世界の人物を登場させる場合によくありがちな事が……
・性格がやたら違う
・地位が高いのに変にフレンドリー
・腹黒い部分はカット
ここの所は形がどうであれ二次創作なんかを書いた方にはよくわかるのではないでしょうか?
大概ロー・ファンタジーは無名の人間が主人公の場合が多いですね。国のスタッフなんかは全て埋まってるわけですし。
さて、では次は現実世界の人物を配置する際の詳しい注意をば
最初のコメントを投稿しよう!