ファンタジー設計の注意点~プロット編~

12/15
前へ
/54ページ
次へ
また、ここで大概出てくるのが神に近い存在だったりします。何せ日本はアミニズムの根付く国ですしね。 ここで注意すべきなのが「間違った和のイメージ」です。 最近では「エセ日本」的なイメージやモチーフも大量にあります。具体的にどれというわけではありませんが。 もし現代の日本が舞台のファンタジーを描く場合は、小説作品などからイメージを得るのは止めた方がよいです。特にここ10年あたりの作品は…… 曲がったイメージをさらに曲げる事になりかねません。 また、「古代の日本の雅な魅力」と「現代の日本」という同じ舞台ながらも違う次元のものをミックスする場合がほとんどですから、詩のような感覚が問われますね。 ちょうど、ローとハイ、2つのファンタジーの中間のような感覚があります。少しばかり特殊な感性を要求される事は間違いありません。 はたまた、最近ライトノベルにあるのが、魔法などがない生粋のロー・ファンタジーなんかもあります。これはファンタジー+恋愛のような何かのジャンルがくっついている形も少なくありません。 この場合の注意点は他とあまり変わりありませんが、近年増えている上に、このタイプはファンタジーという境界線が微妙なので、あえて詳しくは書きません。 さて、次はお待たせしましたハイ・ファンタジーにおける世界観の構築の注意点をば
/54ページ

最初のコメントを投稿しよう!

690人が本棚に入れています
本棚に追加