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ファンタジーの設計だけではなく、全ての小説において大切なのがストーリーの設計図と言えるプロットです。
「時間・因果的な関係によるモチーフの総体」をストーリーとするならば、プロットは「人造的な構造」といった所でしょうか。
これがないと物語は確実に破綻します。口頭記述だけで文を作る事ができる方には必要ありませんが、それは太宰治のような天才レベルの方がなしえる技で、恐らくこの文を見ている方には不可能です。
なので、プロットは何があっても作るべきです。ここで面倒と言うならば、あなたには小説を書ききる精神力はないでしょう。
しかし、どうしても面倒だと言う方には……
最低でも最初と最後は決めておくべきです。あとは物語の一番大きな山ですかね。
これが数学に似ていて、式と答えさえあれば、そこまでの過程は千差万別というのと同じです。あとは使う公式(山)を決めるわけです。
この場合、その前の確固たる世界観の構築が必要になりますがね。
さて、骨組みを作るのに不可欠なのが素材。次はその素材である「人物」と「世界観」について、プロット段階での注意点をば
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