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そんな姿を見た真理亜は(盗撮ー?!!身内?!なに!?他人?)困惑する真理亜に話しかけてきた人物。その人物はグラサンに髭を生やした学生と言うには大人びている、いやまるでダメなオッサンっぽく見えるマダオこと長谷川泰三だった。
「おう!!真理亜ちゃん。俺、ナリはこんなんだけどさ、ここでは高校生だから宜しく。で、長谷川泰三。長谷川って呼んでくれ。因みにバイト先良いのあったら教えてくれ。」
・・・・えっ?!何?散々しゃべって最後にはバイト?要するに金にがめついマダオじゃねーか!!うっせぇ―よ!!お前なんかマダオで一生呼んでやる!何てことを心に突っ込んでいると一時間目のチャイムがなった。と共に教室のドアをガラガラと気だるげに開け入ってきたのは銀八先生。どうやら、一時間目は国語のようだ。が、真理亜は先生が来ていてもお構い無しなメンバーたちの様子を見ていた。
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