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と、そこへやってきたのはゴリラっぽい人いや、風紀委員の委員長である近藤勲だった。
「やあ!!元気かい!?マリアちゃん?俺は元気だ!ところで俺の名前は」
のところで左側から近藤目掛けコンパスが飛んできたのだ!勿論、近藤いやゴリラは違う近藤は
「ゲガゼフっ?!!」
と倒れるゴリラを見た真理亜はゲガゼフ?なんやねんそれ!?つか誰って突っ込むべき?いや大丈夫?!と思っていたらコンパスが飛んできた左横のポニーテールにした黒髪の女の子が真理亜にこう言った。
「真理亜ちゃん。気をつけてね。今みたいに変なのに引っ掛かると危ないから私が退治しておいたわ。因みに私の名前はお妙、妙ちゃんって呼んでね♪よ」
「宜しく」と発した瞬間、今まで倒れていたゴリラ、いや近藤が駆け足をしながら「待って!!お妙さん。違うの!俺はただ真理亜ちゃんに」で笑みを浮かべたお妙に物差しでシャウトされた。
そしてこちらを見たお妙は真理亜に向かってこう言った。
「大丈夫?真理亜ちゃん。因みに仕方なく言うけどこの近藤、ゴリラって言うの。宜しくね♪」お妙はそう言って笑みを浮かべ近藤を窓の外へと投げ捨てた。
そんなお妙の姿を見た真理亜は笑みを浮かべながら(決して逆らってはいけないと、つかゴリラじゃなくて近藤では?)と思うのであった。
「君が石崎真理亜ちゃんか。」
と左斜め後ろから真理亜の前に話しかけてきた彼女は左目に眼帯をしたポニーテール頭の柳生九兵衛だ。
真理亜は九兵衛の問いに答えた
「あ、うん!宜しくね!であなたのお名前は?」
「柳生九兵衛だ。宜しく。因みに、妙ちゃんは僕のものだ。」
と言い残し九兵衛は妙の元へと去っていった。が、九兵衛の近くにある机の下に隠れて九兵衛を撮影している薄い金色がかった黄色の長髪男子、東城歩がいた。
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