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夏休みに入った頃
小1と小3の子供だけで
父が仕事から帰ってくるまで
家に2人だけでいるので
心配だし、勉強も宿題も
おろそかな兄と私は
父の会社の社長宅で
夏休みの間
お世話になる事になった…。
それはそれは
社長宅とあって
凄く大豪邸だった…。
玄関には 虎の大きなはく製が
デンッと飾ってあり
和室の奥には
本物の真剣が飾られていて
社長さんは、勉強している
私たちの隣の部屋で
打ち粉を使って
真剣の手入れを よくしていた
非常に
バブルな家だった
さすがにそんな家柄なので
礼儀作法･勉強と
そこの家族の大学生の
お姉さんやお兄さんが
変わるがわる勉強を
みてくれた……。
時には、遊んでくれたり‥
そして、玉子焼きとか
小学生でも作れる料理を
夏休みの間に
色々と、社長の奥さんが
教えてくれた‥‥
家に帰ったら
お父さんと、お兄ちゃんに
作って驚かせたかったから！
夏休み中
すごく、お世話になった‥
･
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