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馴れない環境に兄と2人
頑張っていた
学校に入る前に
田舎の小学校は私服ではなく
セーラー服を着て
オカッパ頭にしなければ
いけない
そして男の子は
学生服に丸坊主！
私はほんのり茶色い
地毛の髪が好きだった。
お母さんに
結んでもらって
リボンを付けてもらってた
長い髪が大好きだった‥
でも田舎の古い散髪屋で
バッサリ短く切って
幼いながらに
少しショックだった。
転校初日は、
在校生が少ないから
体育館で全校生徒の前に出て
挨拶する事になった‥
全校生徒と言っても
50人も満たない
小さな学校―。
私の学年は１クラスだけの
14人
兄の学年は、８人だけだった
そんな小さな田舎の学校だから
よそから来た子が珍しくて
小さい村だから
一日で私達は村全体に知られ
道を歩くだけで
『○さん所のチィ(子供)だろっ』
っと、色んな所で
声をかけられて
ちょっとした村の
有名人になってしまいました。
都会で育っていた
私と兄は、何もかもが
なれていない環境だった
友達に会いたいな‥
お兄ちゃんと いつかは、
また一緒に前の家に帰りたい
そう思っていた…
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