すれ違い

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センターは公園のベンチに座っていた。 「何やってるんだ私は・・・」 「いたいた。」 センターの周りにどこかのヤンキー達が集まってきた。 「何だお前ら。」 「怨みは無いが消えてもらうよ。」 ヤンキー達は一気に襲い掛かってきた。 センターは2、3人倒すが袋だたきにされてしまった。 「くっ・・・」 「おい。」 そこにヒロキが現れた。 「何やってるんだ。」 「ヒロキ・・・」 しかし、ヒロキは突然ニタッと笑った。 「ぬるいんだよ。」 「えっ・・・」 ヒロキはセンターを蹴りはじめた。 「ヒロキ・・・何するんだよ・・・」 「そーいや言ってなかったな俺が学校でなんて呼ばれてるか・・・ペテン・・・そうペテンだ。ペテン師のペテンだよ。」 「私を騙したのか・・・」 「命令でな。でも楽しかったよ。珠理奈ちゃん。」 薄れていく意識の中センターはネズミの言った言葉の意味を知った。 (ネズミはヒロキの正体に気付いてたんだ・・・なのに私は・・・ネズミ・・・ごめん・・・) センターは意識を失った。
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