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一年「あ、あの……」
「おぉ!怪我はないか?」
一年「は、はい!有難うございました!」
「いや、怖い思いさせてすまなんだ。この学園は柄の悪い者達が集まる学園なんじゃ。慣れるまで少し時間がかかるかもしれぬ」
よしよしと一年生の頭を優しく撫でる
「じゃがまたこんな事があれば儂に言うといい。助けてやるからな」
一年「は、はい!!」
「元気な一年生じゃな!元気がいいのはいいことじゃ!!その調子で勉学にも励むのじゃな!」
一年「はい!あ、あの貴方は?」
狼「Σおお!!すまぬ!名前を言い忘れておったな!!では改めて……、儂はこの学園に通っておる鈴原狼と言う者じゃ!二年生じゃ」
一年「あ、有難うございました!鈴原先輩!」
狼「じゃあ気をつけて教室まで行くのじゃよーー!」
そう叫ぶと少女、狼は教室まで走っていった
これがこの物語の主人公狼と狼の仲間で繰り広げられる学園ストーリーの幕開けである
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