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してません。断じてそんな儀式しておりません。
できれば言い訳をさせてほしいです。
しかし、内向的でヘタレな私にそのような事が出きるはずもなく。
「じゃーね」
「うん。またね~」
あぁ…行ってしまった
弁解すらもしないせいで、噂だけ独り歩し、現在に至る。もちろんクラスでは浮き、校内でもちょっと浮いた存在に。
友達は…
「涼夏、帰ろう」
一人で花壇の前で悶々としていたら、背後から声をかけれた。
「紗世ちゃん!」
一見クール&ビューティー。背が高くて黒髪ショートの女子生徒。
彼女は北村紗世。
私の唯一の友人と呼べる存在。そう…友達は紗世ちゃん一人。
彼女との出逢いは高校1年の入学したての頃。
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