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文学的な小説を、ということで書いてみた作品。
……エセ文学と言われたらそれまででございます。エセ文学にすらなってないかもしれません。トホホ。
そもそも文学小説とは何ぞや?
調べてもよく分からない。考えてもイマイチまとまらず。
漠然と、自分の中で「これが文学かな?」と思うものはあるのですが、上手く言葉にならない。
何かこう、よく分からないけど普遍的なものを、画家が絵で表すように、音楽家が音楽で表すように、詩人が言葉で表すように、文章を以って表すものなのかなぁと思っています。
ところで、「雪」に関する名言がないかと調べて見つけた、冒頭の
「雪は天からの手紙である」
の言葉。
これは、中谷宇吉郎(1900~1962。理学博士。世界で初めて人工雪を作り出すことに成功した人)の言葉で、雪の結晶は温度によってつくられる形が変わるらしく、故に雪の結晶を分析すれば上空の大気の状態がわかるという意味だそうです。
この方の書かれた本が何冊か出版されているようなのですが、なんか面白そう……。
引用文や紹介文などを読んでいると、なんとまあ、幻想的なこと。
きっと雪に対する愛に溢れているんだろうな~。
私なんかは、雪かきしても雪かきしても降り積もりやがる雪に、
「ああ、私に炎か水の魔法が使えたら! この雪全部を水にして、川に流してやるのに!」
と現実逃避する人間でございます。だってもう、雪を捨てる場所もないし、汗びしょびしょだし、腕はプルプルだし、下手なスコップ使ったら折れ(以下略)。
でも多分、魔法が使えたとしても、私のチンケな魔力じゃ雪だるまも溶かせないかもしれません。せいぜい雪ウサギレベルとか……
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