もしも生まれ変われるなら……

神の心の共鳴

いつも通りに今日も始まる……筈だった。

……学校の授業内容を聞くまでは。

「よぉ!!夏休みだったからって気が抜けてる奴が、ちらほらいるが、そんなお前らにぴったりな授業を今日は行う!!全員、訓練所に集合だっ」

熱血教師の私のクラスの担任が言うと、私たちはなにがなんだか分からないが、取り敢えず指示の通りに動く。

先頭の者が、訓練所に入るとそれに続いてぞろぞろとクラスの人たちが入っていく。

私もその流れに逆らう事無く訓練所に入る。

訓練所に入ると、そこには二学年全クラスがいた。

その人たちもこれから何が起こるのか分かっていない様だ。そわそわしている生徒が多い。

「それじゃぁ、これから授業の内容を説明する」

そんな人たちを置いて、二学年の先生たちの一人が、一歩前へ出て大きな声で、全員に聞こえる様にして話し始める。

因みに、大きな声でこれから話そうとしている先生は、私のクラスの担任だ。

流石は熱血教師!!こう言う処で役に立つよね。