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待ち合わせの場所に行くと、すでに相手は来ていた。
「ごめん!待たしたかな?」
わたしは少し上目遣いをしてそう聞くと、相手は嬉しそうにしていた。
「全然!てかさ今日は俺の家来ない?」
「いいの!?」
「あったりまえじゃん!」
「行きたい行きたーい!」
「じゃあ行くか。」
「うん!」
彼はわたしにいつも優しかった。でも、やっぱりわたしは彼にとってただのセフレだからか手は繋がなかった。
彼の家に着いた。することはいつも一緒だ。
「先にシャワーしな。」
「ありがとう。」
わたしはシャワーから出ると彼が出て来るのを待った。
彼が出て来たら少し喋り、お互い黙るとキスが始まる。
あまいキス。
でも、愛が入っていないキス。
快感だけのキス。
――――――………
「……唯っ唯………!!!!」
わたしは名前を呼ばれるこの瞬間、愛されてもないのに愛されてるきがしてなによりも幸せだった。
でも幸せはいずれ終わる。
朝が来なければいいのに………
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