始まり

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「あっ……だ、だめ!…… も、もう……イクッ……!」 私はまた今日も昨日と、違うの男に抱かれている。 さみしさをまぎらわすために。 あぁ、いつのまに気を失ってたんだろう…… また同じ夢を見ている…… ――――――……… 目が覚めると私の隣には 昨日いた男は消え、そのかわり一万円札が数枚おかれていた。 また今日も同じ朝がやってくる。 時計を見るともうすでに授業の1時間目が終わりそうな時刻だった。 「やばっ!」 私は制服に着替えお金を財布に入れて学校へ向かった。
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