59人が本棚に入れています
本棚に追加
「そ、そりゃあ謝りますよ!失礼ですねー!」
「すみません。」
先生は謝りながらも笑っていた。
「てゆーか先生でもそんなに
笑うんですね。」
「そりゃあ人間ですから。」
わたしたちはそれから当分笑いあっていた。
「さあ。勉強始めますよ。」
「はーい……」
先生はでも意外にも1つ1つ丁寧にわたしが本当に理解するまで教えてくれた。
(もっとこわいと思ってた。)
――――――……
「さて今日はこれくらいにしておきましょうか。」
先生がそう言ったときの時刻はすでに7時ごろだった。
(家帰るのやだなー。)
わたしはそう思っていた。
最初のコメントを投稿しよう!