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唯side*
(先生結局最後まで気にしてたな……)
わたしはコップにお茶をくんでソファーに腰をかけた。
(やっぱりもっと強くならなきゃいけないんだ。人には頼ったら止まらなくなる。)
わたしは小さくため息をつき、その日は晩ご飯を食べずにパジャマに着替えるだけをしてベッドに入った。
目を閉じる前に携帯をひらくといつもの3人からメールがきていた。メールをひらくと
『大丈夫?雷で心配だったんだけど。なにかあたっら電話でもなんでもしてね。あんま男に頼んなさんなよ。
梨奈』
『沙羅でーす(^O^)雨大丈夫だった?なんかあったらいつでも飛んでくから連絡よろしく(=゜ω゜)ノ』
『唯ちゃんもう家着いたかなあ?麻希はね、今から晩ご飯なの🍴あ、でも何かあったらいつでも頼ってね❤』
わたしは3人のメールを見終わってから返事を送った。
わたしはよくこんな日は男の人と一緒にいる。
でも今日はなんだかメールを見ると安心して眠りにつけた。
3人がわたしのことをこんなにも心配したのは、唯一この3人だけがわたしの過去を全て知っているからであった。
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