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―つまり俺は 普通中の普通
一般人中の一般人っつ〰ことです。
そんな俺は今日も普通の日常を過ごしに行く。
地下鉄に乗り、歩いて10分以内でつく。
二年生は校舎の3階に教室があり、 5組まで歩くと、何人かぱらぱらと教室に座ってたり、喋ってたり、遠くから来たヤツが疲労のために上がった体温を下げるために下敷きで扇ぎながら窓のところにいたりする。
やがてほとんどが教室に入り、賑やかさは増した。
アイツも、佐々木悠次も。
「ちょっと こいつめっちゃ汗臭いんだけどぉ」 と、そんなに大きくない声で江串 祥子が佐々木に言い放つように周りの女子に言う。
みんな うわぁ、とか、やだぁ、とか言って、場の空気に乗じる。
佐々木はなんでもなく提出物の確認をしてる。
江串もそれ以上は何も言わず、さっきまでと同じ感じで周りとしゃべる 。
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