潜む危機

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翌朝。 目覚めはスッキリだ。 俺は顔を洗い、歯を磨き いつもの母さんの朝食を食べた。 うん、美味い!! 俺はいつも通りに学校に向かった。 いつも通りの光景が教室に広がっている。 やがて人が集まりホームルームが始まった。 挨拶を終えた後、仁晴がいつもの連絡事項を言い終え、「実はな…」 と口にした。 俺は なんだ?と一瞬感じたが、ハッと 間もなく口にされるであろう内容に気付いた。 津田のことだ! と、次に考えたのは 「どっちだ!?」 だった。 無事見つかったのか。 それとも 残念な姿で見つかったのか。 それに気付き、考えていたのは俺だけじゃなかった。 まぁそりゃそうだろう。 そんなに賢くない俺が気付けたのだから。 皆が私語を止め、仁晴が次に放つ言葉に思いを寄せていた。 そしてついに仁晴が言った。
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