壱
7/10
読書設定
目次
前へ
/
82ページ
次へ
手足をバタつかせて、もがく。 とにかく顔を水面から出したい。 しかし、掴まれた腕が重くてうまくいかなかい。 「っはぁ!!」 やっとのことで、顔だけをのぞかせると、苦しい程に酸素が肺に入ってきた。 ゴーグルをむしり取る。 視界がもとに戻り、太陽が眩しい。 しかし。 次の瞬間、彼は驚愕した。 先刻外したゴーグル。視界を黒く染めたその物体は。 紛れもなく、人間の髪の毛だった。
/
82ページ
最初のコメントを投稿しよう!
3人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
0(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!