10/10
前へ
/82ページ
次へ
そうだ。 それからなんだ。 あの日以来、人外のものが視えるようになって。 視えることに慣れてしまい、もう、霊や妖を恐がることもなくなった。 それは、 始まりだった。 長い長い物語の序章にすぎない、本当に小さな出来事だった。
/82ページ

最初のコメントを投稿しよう!

3人が本棚に入れています
本棚に追加