セントラル学園  決闘編2

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セレス「つまらないわね。アンタの攻撃は単純すぎるわ」 ロイド「どういう意味だ?手も足も出てない奴の言う台詞じゃあないな」 セレス「そうね」 そう言ったセレスは、次の瞬間その場から消えていた。 ロイド「!?消えた!?」 セレス「何処を見ているの?すでにアンタのエリア内でしょ?」 セレスはロイドの後ろで、少し腰を落とし、両拳を縦に並べるように構えていた。 ロイド「ちぃ!!」 ロイドは振り向きながら右ストレートを放った。 セレス「フッ!!」 セレスはそれを避けずに、ロイドの右の前腕を殴り、空いた胴体に両拳を同時に叩きつけた。 バン!ドゴォン!! ロイド「ぐっ!がはっ!!」 ロイドは腹部を押さえて苦しんでいるが、セレスは追撃せずにロイドの復帰を待ってあげていた。 セレス「もう終わりかしら?」 ロイド「嘗めるな!」 ロイドは左ストレート、右ストレートを放つが、セレスには当たらない。 次に左フックを放ったが、左の前腕を殴られ、空いた胴体に再び両拳を同時に叩きつけた。 セレス「フッ!!」 バン!ドゴォン!! ロイド「ぐっ!ごはっ!!」 かなり痛そうだが今度はなんとか耐えている。 ロイド「クソがぁ!!」 キレたロイドは、セレスに両手で掴みかかるが、セレスは両手の前腕を瞬時に殴り、3度空いた胴体に両拳を同時に叩きつけた。 セレス「フッ!!」 ババン!ドゴォン!! ロイド「ぐがっ!げぼぉ!!....がぁああ!!」 ロイドは力任せに蹴り上げるが、セレスはそれをバク宙で華麗に回避した。 セレス「ハァッ!!」 セレスは素早く着地し、それと同時にロイドに急接近すると両拳を腹部に叩き込んだ。 ロイドはまだ足を上げ終わる前に攻撃され、変な体勢でリング外へと吹き飛ばされた。 ドゴーン! セレスは静かに構えを解き、飛ばした先を見据えていた。
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