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アリス「マルコからの報告もあります。例の追跡できるものは明後日に完成するそうです」
エル「早いですね。彼は天才と言うことでしょうか」
アリス「興味が湧いたものに関しては、ですがね。話は以上です。それでは公式決闘頑張ってくださいね」
その後孝一郎達は、学園長室を出て訓練場に向かっていた。
「明後日か。魔吸呪を使って神力を得るなんて、そんなこと本当に出来るのか?」
セレス「出来るかもしれないわね。魔力の根源は神力に近い性質だから」
真「どういうことなんだ?」
エル「神力とは魂の力、魔力とは肉体の力。肉体の根源は魂。魔力の根源が神力に近いというのはそういうことです」
「それじゃあ根源を集めれば神力になるのか?」
セレス「多分ね。でも魔力の根源を魔吸呪を使って、一人一人から集めたところで神力のLv1にも到底及ばないわよ」
エル「それに集めたところで使ってしまえばおしまいです。元々自分の魂の力じゃありませんからね」
真「どれだけのことをしているかわかんねぇけど、用心はした方が良さそうだな」
「だな。明後日は神族を相手にする気持ちでいくか!って言っても俺はゼクスさんともやったし大丈夫かな♪」
エル「こーちゃんは最強です♪」
セレス「じゃあアンタがやりなさいね」
「ちょっ、それとこれは別じゃね?」
真「言い出しっぺだろ?責任持てよ」
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