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数分後。ルルはツヤツヤした顔で出てきて、孝一郎は力尽きた様に椅子に座っている。
「燃えた。燃え尽きたよ。真っ白にな」
ルル「孝一郎君って良いわね♪私も気に入っちゃった!ねぇエル!孝一郎君くれない?」
エル「だ、駄目です!!こーちゃんだけは誰にも渡しません!!」
ゼクス「ルル!俺を捨てると言うのか!?」
ルル「冗談よ。半分ね」
ゼクス・エル「半分本気なんですか(なのか)!?」
ルル「さてと、それじゃあ本題に入りましょうか!」
「俺が神界に呼ばれたのは、一体どういう事なんですか?」
ルル「私が孝一郎君を見てみたかったからよ。ゼクスを倒すほどの力を持ち、エルが溺愛する人間。見てみたいと思うのは当然でしょ」
「それで、どうなんですか?直接見た感想は」
ルル「うん♪ほぼ合格かな。但し、一つ試験を受けてもらおうかな?」
そう言ってルルは右手で指をパチン!と鳴らすと、孝一郎の足元に穴が開いた。
「うをっ!?おおぉああぁぁー!!俺はサイレントヒルに来てないおー!!!落とすのはジェイムスにして....」
孝一郎は意味不明な言葉を吐き続けながら穴の中に落ちていった。
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