セントラル学園  決闘編2

35/42

15361人が本棚に入れています
本棚に追加
/720ページ
「いててて。いきなりすぎるだろ」 孝一郎が気がつくと、そこは半径100mぐらいの穴。地面と天井は白、側面の絶壁は黒。 白と黒の味気ない空間の反対側にエルが倒れていた。 「エルちゃん!!大丈夫か!?」 ルル「気がついたようね。そこでは神力と魔力が使えなくなってるわ。ちなみにエルは片足を挫いておいたわ。守ってあげなさい」 「ふっざけんな!!エルちゃんは関係ないだろうが!!今すぐエルちゃんだけを上に戻せ!!」 ルル「それは出来ない相談ね。神は人を愛してはいけないのよ。エルはその報いを受けなければならない。それじゃあそういうことで」 「ちょっと待て!!そんなくだらない事で!!」 エル「こーちゃん?....痛っ!」 「エルちゃん!無理するな!」 突然中央に剣が落ちてきた。 ルル「忘れてたわ。これを使いなさい」 そう言うと再び去って行った。 「クソッ!!」 孝一郎は中央の剣を取ると、すぐにエルの元に戻った。 「ごめんな。俺のせいでこんな目にあわせちまって」 エル「違います!私が悪いんです。それに脚も怪我してしまって。本当にごめんなさい」 「気にすんなって!それに前も言ったろ?もっと頼ってくれたら嬉しいって。俺が絶対にエルちゃんを守るからな!!」 エル「こーちゃん////こーちゃん、大好きです////」 カサカサカサカサ 上の方から妙な音が聞こえ出した。すると上からサソリのようなモンスターが何匹も落ちてくる。
/720ページ

最初のコメントを投稿しよう!

15361人が本棚に入れています
本棚に追加