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ルル「さて、話を戻しましょうか。まず孝一郎君。君の神力は凄いわね!ゼクスの神力を上回るなんてただ事ではないわよ」
「でも魔力が全然無いですけどねw」
ルル「でも凄く洗練されてるわね。普通に鍛えてたらそうはならないわ」
「エルちゃんに鍛えてもらってますから、そのおかげです」
ルル「なるほど、さすがはエルね。エルは私とゼクスで仕込んであるからメチャクチャ強いわよ♪あの幻術のエルが本物だったら、あの状況も打開してるわよ」
「マジで!?」
エル「はい♪こーちゃんは私が守りきってみせます!!」
「エルちゃんは凄いね!可愛いね♪〔なでなで〕」
エル「♪」
ルル「フフッ、本当に仲が良いわね。親の私としては安心したわ。っと、さっき消費した神力を回復させてあげるの忘れてたわね」
そう言ってルルが孝一郎の頭に手をかざすと、孝一郎の体を光が包み込んだ。
「これは....?」
ルル「私の神力で孝一郎君の神力を元に戻したわ」
エル「お母様は神力Lv5【復元】。あらゆるものを元に戻す力ですよ」
ルル「人の記憶をからっぽにすることもできるわ。試してみる?」
「全力でお断りします!」
ルル「あら、残念ね♪」
ロア「ルル様。それよりも話を進めた方がいいかと」
ルル「ん?それもそうね。それで、魔吸呪についてだけど、実は昔あった禁呪なのよ」
「どういうことなんですか?」
ルル「昔、異世界で開発されたせいで大量の人間が死ぬまで魔力を取られるっていうことが起きてね。今回みたいに適格者を送って魔吸呪に関する全てのものを消したのよ。このことを知っているのはゼクスと私、ロアと適格者の4人だけよ」
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