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決闘決勝戦の朝。
孝一郎は人生最大の強敵と戦っていた!
「エルちゃん可愛いなー♪というか可愛すぎ♪あかん。あかんやん。俺の中の理性という名のダムが、エルちゃん暴雨により崩壊しそうだ!」
エルは孝一郎に絡みつくように抱きつき、孝一郎の目の前に顔がある状態である。
抱きつかれている孝一郎は、【可愛すぎ+絡みつき+朝の生理的現象=理性の崩壊】という方程式によってピンチになっていた。
「落ち着け俺!そ、そうだ。素数を数えるんだ。素数は1とその数でしか割れない孤独な数字。私に勇気を与えてくれる!!2....3....5....7....ってこの状況で必要なのは勇気じゃねー!!」
エル「うーん....こーちゃんおはようございます」
エルはまだ寝ぼけていたが、だんだん意識がはっきりしてきて、今の状況を理解し始めた。
エル「あ////こ、こーちゃん////」
「もう、無理////」
エル「ン///ンン///」
孝一郎はエルに、唇の形が分かるほどの長いキスを何度もした。
エル「ンン////ン///はぁ////こーちゃん///」
その後も、二人がベッドでイチャイチャしていると、部屋の扉を叩く音が聞こえた。
真「おーい。起きてるか?そろそろ行かないと時間ないぜ」
「真一か。せっかくエルちゃんとイチャイチャしてたのに」
エル「あう。もっとこーちゃんとイチャイチャしたいです///」
「それじゃあ、今日は部屋でイチャイチャしてよっか♪」
セレス「言っておくけど、サボろうとしたらドアをぶち壊すわよ?」
「アイツはエスパーか!?....しゃーない、準備して行こうか」
二人は朝の準備をして、真一、セレスと合流して西区の闘技場に向かっていった。
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