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高速で孝一郎に接近したワードは、孝一郎の前で姿が消えた。
次の瞬間、孝一郎の四方八方にワードの姿が見えたり、消えたりしていた。
どうやら高速移動の残像のようだ。
ワード「どうだ!捕らえきれないだろう!!俺はジーンのようなミスはしない。このままケリをつけてやる!!」
実況「なんということでしょうか!?ワード選手の残像が孝一郎選手を取り囲んでいます!孝一郎選手は成す術がないのか全く動きません!!」
「速さが自慢のやつって大体そんな技使ってくるんだよねー。走る暇があったらそのスピードで攻撃したらっていつも思っちゃってたりするんだよねー。」
孝一郎は『やれやれ』というようなポーズをしている。
ワード「食らえ!!ライジングスレイぶへぇ!!」
高速で接近して相手に雷を宿した打撃を当てるつもりだったのか、孝一郎は接近してきたところに右ストレートを放った。
「おおー。思った以上に飛んだなwホームランってかww」
高速で接近したところを殴り飛ばされたので、ワードは客席の方までぶっ飛ばされていった。
「大体、技名言いながら接近したら攪乱した意味ないっしょw」
実況「ワード選手、孝一郎選手に返り討ちにされ客席まで吹っ飛んでいきました!どうやらそのまま気絶してしまったようです。孝一郎選手の連勝です!」
決着がついたが、観客の反応はかなり薄い。孝一郎があっさり倒しすぎるので盛り上がらないようだ。
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