セントラル学園  決闘編3

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ポテト「はいやー!!」 ポテトは電光石火で孝一郎に飛び蹴りを放つ! 「!?くっ!!」 いきなりの強襲に反応が遅れた孝一郎は、何とかガードしたが、若干後ろによろめいてしまう。 ポテトはすぐさま近づき、右、左ストレートからの水面蹴り、左ハイキックと連続で攻めてくる。 孝一郎ストレートを避けた後、水面蹴りを少し下がって避け、ハイキックは屈んで避けた。 しかし、避けたハイキックは頭上で止まり、そのまま踵落としに切り替わり、孝一郎を襲った。 孝一郎は後ろに飛び退いてそれをかわすが、ポテトは踵落しの脚が地面に着いたと同時に踏ん張り、電光石火の飛び蹴りを再び放った! 「ちぃっ!」 孝一郎はそれをガードするが、ポテトは残っている脚で孝一郎の腹を思いっきり蹴った! ポテト「はいやぁ!!」 「がはっ!」 2段目の攻撃をガードできなかった孝一郎はモロに食らい、吹っ飛ばされる。しかし孝一郎は、体勢を立て直し着地した。 「やるな。マジでびっくりしてるよ」 ポテト「一応リーダーだからな。さっきの二人よりは強い自信はある」 実況「凄い凄い!!ポテト選手の連続攻撃炸裂!!しかし二人とも凄まじいスピードです!!おそらく中学部の生徒でこれがハッキリ見えていた人は少ないでしょう!!」 「これは余裕こいてる暇はなさそうだな。こっちも少しマジでやらせてもらう」 そう言うと孝一郎は、ステップを踏み始めた。 たとえるならば、ブルース・リーの本気モードのステップを早くしたステップだ。
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