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実況「さあ!決勝戦のメンバーが集まりました!両チームとも4人チーム、これまでも凄まじい戦いを見せてくれた両チームなので決勝戦は素晴らしい試合になること間違えないでしょう!」
「お互い途中で負けなかったみたいだな。」
カイン「そうだな。今回の決闘ほど楽しみにしていた戦いはな「クロくーん♪」・・・。」
キャシーはカインの話を遮り、孝一郎に飛びついた。
キャシー「クロ君久しぶりだね♪すっごく会いたかったよー♪」
エル「!?こーちゃんから離れてください!!」
キャシー「やだよーだ!クロ君とあたしはラブラブなんだから♪」
孝一郎は両腕に抱きつかれ、更に二人が胸を押し付けてきているので放心状態になっていた。
真「おおー!頭に花が咲いて、目が丸になってるぞw孝一郎のモテ期ってやつかw」
セレス「あんな奴のどこがいいのよ。まったく。」
真「まぁまぁ怒るなってw孝一郎も初めての出来事でショートしてるみたいだし、助けてやるか。」
セレス「ちょっと!!今の言葉は聴き捨てならないわよ!」
真一は『分かった分かった』とでもいうように片手を振って孝一郎を助けに向かった。
真「はいはい。二人共そこまでにしておけ。孝一が壊れる、いや。壊れてるだろ。」
「おれはかまきり。かまきりりゅうじ。おう、夏だぜ。俺は元気だぜ。あまり近寄るな。あまり近寄るな。」
孝一郎は、昔国語の授業で習った『かまきりりゅうじ』になっていた。
真「おーい。孝一。しっかりしろ。お前は『りゅうじ』じゃなくて『りゅういち』派だっただろ?」
「はっ!!そうだ!!俺はダブルドラゴン兄弟、服部竜一派だった!!」
セレス「なんでいきなり『くにおくん』になってるのよw私はダブルタイガー兄弟の『とらいち』派だけどね。」
シュッシュ シュッシュ シュ ニヤリ( ̄ー ̄)
孝一郎と真一は向かい合ってシャドウボクシングをした後、カメラに向かって(そんな気持ちで)ニヤリと笑みを浮かべた。
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