セントラル学園  決闘編3

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実況「さあ!決勝戦のメンバーが集まりました!両チームとも4人チーム、これまでも凄まじい戦いを見せてくれた両チームなので決勝戦は素晴らしい試合になること間違えないでしょう!」 「お互い途中で負けなかったみたいだな。」 カイン「そうだな。今回の決闘ほど楽しみにしていた戦いはな「クロくーん♪」・・・。」 キャシーはカインの話を遮り、孝一郎に飛びついた。 キャシー「クロ君久しぶりだね♪すっごく会いたかったよー♪」 エル「!?こーちゃんから離れてください!!」 キャシー「やだよーだ!クロ君とあたしはラブラブなんだから♪」 孝一郎は両腕に抱きつかれ、更に二人が胸を押し付けてきているので放心状態になっていた。 真「おおー!頭に花が咲いて、目が丸になってるぞw孝一郎のモテ期ってやつかw」 セレス「あんな奴のどこがいいのよ。まったく。」 真「まぁまぁ怒るなってw孝一郎も初めての出来事でショートしてるみたいだし、助けてやるか。」 セレス「ちょっと!!今の言葉は聴き捨てならないわよ!」 真一は『分かった分かった』とでもいうように片手を振って孝一郎を助けに向かった。 真「はいはい。二人共そこまでにしておけ。孝一が壊れる、いや。壊れてるだろ。」 「おれはかまきり。かまきりりゅうじ。おう、夏だぜ。俺は元気だぜ。あまり近寄るな。あまり近寄るな。」 孝一郎は、昔国語の授業で習った『かまきりりゅうじ』になっていた。 真「おーい。孝一。しっかりしろ。お前は『りゅうじ』じゃなくて『りゅういち』派だっただろ?」 「はっ!!そうだ!!俺はダブルドラゴン兄弟、服部竜一派だった!!」 セレス「なんでいきなり『くにおくん』になってるのよw私はダブルタイガー兄弟の『とらいち』派だけどね。」 シュッシュ シュッシュ シュ ニヤリ( ̄ー ̄) 孝一郎と真一は向かい合ってシャドウボクシングをした後、カメラに向かって(そんな気持ちで)ニヤリと笑みを浮かべた。
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