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真一は2つの岩を難なく避けるが、魔法で動かしているので岩は戻ってきている。
真「ちっ!厄介だな。」
真一は戻ってきた岩を再び避ける。
そして、また戻ってくる岩に身構えた。
真「瞬速剣【五月雨】!」
飛んできた2つの岩を数え切れないほどの突きを浴びせて、粉砕した。
実況「真一選手の、ものすごい剣術で岩が粉砕しました!!残る岩は2つ。ジョニー選手がやや不利な状況でしょうか!?」
ジョニー「剣術は相当凄いね。でもそれだけじゃあ僕には絶対に勝てないよ♪」
真「ん?(砕いた岩から魔力が抜けてねぇな。まだ何かあるのか?)」
ジョニー「散れ!!」
ジョニーがそう言った瞬間、砕いた岩が砂になって集まりだした。
ジョニー「さあ、今度はどうするのかな?行け!サンドシェイブ!!」
砂の塊が凄い勢いで真一を襲いだした。
真「くっ!余計面倒になっちまったな。」
実況「おおーっと!砕いた岩は死んでいませんでした!砂になって真一選手を襲う!襲う!襲う!!真一選手は再び避けるだけの防戦一方になっています!!」
ジョニー「ほらほらほら♪ガキとか言ったくせに何も出来ないの?」
真一は持ち前のスピードで躱して、ジョニーを攻撃するが、やはり岩に阻まれ攻撃がジョニーに届くことはなかった。
いつの間にか地面に魔力を流していたジョニーは、切りかかって来た真一を弾き返した後、砂で追撃はせず地面の魔力を使い、着地した真一の足を拘束した。
真「なっ!?いつの間に魔力を!?」
ジョニー「あははははは!!ぶっ飛んじゃえ♪」
迫り来る砂の塊を避けるのは無理と判断した真一は、剣を横にしてガードの体制をとった。
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