セントラル学園  決闘編3

22/63

15361人が本棚に入れています
本棚に追加
/720ページ
真一は2つの岩を難なく避けるが、魔法で動かしているので岩は戻ってきている。 真「ちっ!厄介だな。」 真一は戻ってきた岩を再び避ける。 そして、また戻ってくる岩に身構えた。 真「瞬速剣【五月雨】!」 飛んできた2つの岩を数え切れないほどの突きを浴びせて、粉砕した。 実況「真一選手の、ものすごい剣術で岩が粉砕しました!!残る岩は2つ。ジョニー選手がやや不利な状況でしょうか!?」 ジョニー「剣術は相当凄いね。でもそれだけじゃあ僕には絶対に勝てないよ♪」 真「ん?(砕いた岩から魔力が抜けてねぇな。まだ何かあるのか?)」 ジョニー「散れ!!」 ジョニーがそう言った瞬間、砕いた岩が砂になって集まりだした。 ジョニー「さあ、今度はどうするのかな?行け!サンドシェイブ!!」 砂の塊が凄い勢いで真一を襲いだした。 真「くっ!余計面倒になっちまったな。」 実況「おおーっと!砕いた岩は死んでいませんでした!砂になって真一選手を襲う!襲う!襲う!!真一選手は再び避けるだけの防戦一方になっています!!」 ジョニー「ほらほらほら♪ガキとか言ったくせに何も出来ないの?」 真一は持ち前のスピードで躱して、ジョニーを攻撃するが、やはり岩に阻まれ攻撃がジョニーに届くことはなかった。 いつの間にか地面に魔力を流していたジョニーは、切りかかって来た真一を弾き返した後、砂で追撃はせず地面の魔力を使い、着地した真一の足を拘束した。 真「なっ!?いつの間に魔力を!?」 ジョニー「あははははは!!ぶっ飛んじゃえ♪」 迫り来る砂の塊を避けるのは無理と判断した真一は、剣を横にしてガードの体制をとった。
/720ページ

最初のコメントを投稿しよう!

15361人が本棚に入れています
本棚に追加