セントラル学園  決闘編3

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しかし、砂は方向を変え、真一の右肩を直撃。真一は場内の壁に叩きつけられ、土煙が舞う。 ジョニー「あはははは!!バカ正直にガードの上を攻撃する訳ないじゃん♪」 土煙が晴れると、真一は右肩から血を流していた。 実況「さすがに無傷ではいられませんでした!あの様子では剣を握る手に力が入らないのではないでしょうか!?」 ジョニー「実況さんの言う通りでしょ?さっさと降参してくれないかな?」 真「魔法は使わない予定だったんだがな。しかたねぇな。ライトヒーリング!」 ジョニー「!?光属性も使えるなんて意外だね。」 光属性の回復魔法で真一の腕は全快した。 真「意外?俺のことをあんまりなめるなよ。こっからはマジで行かせてもらう!」 ジョニー「そんな強がり言っても無駄無駄♪さっさと潰れちゃいなよ!!」 砂の塊が再び真一を襲おうとした。 真「もうそれは飽きたんだよ!タイダルウェイブ!!」 真一の前に大津波が現れて、砂を飲み込む。津波はそのままジョニーまで飲み込もうと勢いを増した。 ジョニー「ウソ!?最上級を詠唱破棄!?」 実況「アンビリーバボー!!水属性最上級魔法を詠唱破棄なんて私も初めて見ました!!真一選手、なんという実力を秘めているのでしょうか!?」 ジョニー「クソ!!僕を包め!ロックブロック!!」 ジョニーの回りを回っていた岩が形を変え、ジョニーを岩の球体が包むようにガードした。 津波はジョニーを飲み込み、しかも、その凄まじい水圧に球体は耐え切れずロックブロックは破られてしまう。
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