セントラル学園  決闘編3

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真「怒りで攻撃が単純になって見え見えなんだよ。瞬速剣【五月雨】!」 真一はジョニーの攻撃を受けるのではなく、受け流すようにやり過ごし、瞬速剣で左足を破壊して片膝を着かせた。 ジョニー「この僕が、この僕が負けるはずがないんだぁー!!」 真一はジョニーの悪あがきの拳を、上に飛んで躱した。 真「敗けを認めない奴が強くなることはない。お前はまず、そこから始めるんだな。瞬速剣【墜牙】!」 真一は超スピードで全体重を乗せるような切り下ろし(イメージはクロノトリガーの全力切り)をジョニーに叩きつけると姿が消えて、別の方向から直ぐに叩きつけが降ってくる。 ジョニーを取り囲むかのように、八方向からの切り下ろしを当てたあと、上空にはあまりの早さで八人に見える真一が、同時に切り下ろした! ガガガガガガガガズッガーン!! 一瞬の間にそれだけの出来事が行われていたが、会場にいるほとんどの人が『八人の真一が同時に切り下ろして、土煙が上がった』ぐらいにしか見えていなかった。 実況「一体何が起こったのでしょうか!?実況の私には全然見えませんでした!!真一選手の攻撃を受けたジョニー選手は大丈夫なのでしょうか?」土煙が晴れると、そこには倒れているジョニーの姿があった。 実況「ジョニー選手戦闘不能により、決勝戦第一試合は真一選手の勝利です!!」 「笑って☆笑って☆笑って☆笑って笑って笑って笑って笑って笑って「うっさいって言ってるでしょう!!」あぎゃ!」 セレス「だから佐渡島方治はもういいって言ってるでしょ!!」 「バカな!?『笑って☆』が通用しない上に・・殴ってくる・・・だと!?恐るべし・・セレス・・・ガクッ」 孝一郎のネタは、またもやセレスには受けが悪かったようだ。
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