セントラル学園  決闘編3

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カイン「確かにあいつと一緒にいると、不思議とそれだけで楽しくなるよな。」 シャル「そうなのですかー。私も興味が沸いてきましたー♪」 キャシー「ダメダメ!クロ君はあたしのなんだからね!!もしシャルが気に入ったら『結婚するー』とか言い出すからダメ!」 シャル「だって私の夢は結婚してお嫁さんになることですからー。相手を探すのは当然ですよー?」 キャシー「クロ君は渡さないからね!その前にあの子を何とかしないと・・・。うん。次の試合はあたしが行くよ!」 そう言ってキャシーは前に出ていった。 カイン「まだ何も言ってないんだがな。」 シャル「キャシーがあそこまで本気なんて、ますます気になりますねー。」 実況「それでは次の試合を始め「ちょーっと待ったぁ!!」へ?」 キャシー「あたしはあの子に決闘を申し込むよ!!」 そう言ってキャシーは、エルを指差した。 エル「えっ?私ですか?」 キャシー「そうだよ♪君を倒してクロ君を貰うんだから♪」 エル「こーちゃんは絶対に渡しません!」 実況「おおーっと!いきなりの展開です!しかしそれではルール上真一選手は失格となりますが・・・。」 真「俺は構わないぜ。」 実況「しかし選手でない女の子・・・すみません。お名前を教えてくれませんか?」 エル「エルです。宜しくお願いしますね。」 実況「エルさんですね。とても美しい方で、実況の私もときめいてる次第です!」 観客席からもエルコールが飛び交っている。エルは学校でも相当な人気だが、いつも孝一郎達と一緒にいるので、滅多に声かけられることはなかったのだ。 「エルちゃん相当な人気だな。こんなに人気だってのは始めて知ったぜ。」 真「まぁ当然だな。あれだけ可愛くて美人だったら、誰でもファンになるだろ。」 実況「突然ですが、エルさんは学生ではないですよね?何故孝一郎チームにいるのでしょうか?」 エル「私は、あそこにいるこーちゃんの使い魔で、フィアンセです♪」 ほぼ全ての人達「なんだってぇぇーーー!!」 孝一郎がエルのフィアンセだと知った人達は、かなりのショックを受けているようだ。
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