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キャシー「ちょっと!!どういうことだよ!」
エル「そのままの意味です。こーちゃんも私のこと好きって言ってくれてます////」
キャシー「むむむむ!!君はモテるんだからクロ君じゃない人を選びなよ!」
エル「それは絶対にありえません!私はこーちゃんだけなんです!!」
キャシー「むー!!それでもクロ君はあたしが貰うんだからね!!」
実況「両選手共に戦闘準備は整っているようです。こちらも学園長の許可が出たので試合を進めて行きたいと思います!
それでは!エル選手対キャシー選手。レディー・ゴー!!」
キャシー「先手必勝!ウインドカッター!!」
いくつもの風の刃がエルに向かって飛んでいく。
エルは必要最小限の動きで、素早くウインドカッターを避けたので、傍から見たらウインドカッターがエルの体を通り抜けたように見えた。
実況「なんと!?キャシー選手のウインドカッターがエル選手の体をすり抜けました!!どういうことなのでしょうか!?」
キャシー「(!!凄く動きが早いね。それなら!!)まだまだ行くよ!サイクロン!!」
キャシーの目の前に竜巻が発生してエルに向かって飛んでいく。
エル「ウインドカッター。」
エルは竜巻と同じ大きさぐらいの風の刃を一つ出すと、竜巻をまっぷたつに切り裂いた。
キャシー「引っかかったね♪風縛!」
まっぷたつにされた竜巻はそのまま消えると見せかけ、エルの体の回りに集まり拘束してしまった。
キャシー「一気に決めちゃうよー!!天と虚空に吹き行く風よ。」
キャシーは目を瞑り、右手を目の前で広げ、左手で右手の手首を握り右手に魔力を集中させる。
すると右手のひらに風が集まりだし、凝縮されていく。
キャシー「我が手に留まり力となり、彼の者に疾風の裁きを与えよ!!【エアーコンプレッション】!!」
キャシーは右手に貯めた風を、空に向けて解き放った!
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