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「キャシーさんが使った技が、何かいけなかったのか?」
セレス「技自体に問題はないわ。問題はエル様の攻撃を食らったあと、まだ続行しようとしたからよ。エル様が傷口を凍らせていたから出血は無かったけど、かなりの重症だったから当然の対応ね。」
真「しかしエルさん、やけにあっさり決めちまったな。やっぱ孝一が関係してたからかもな。」
「俺もエルちゃんと同じ立場だったら速攻で終わらせるけどなww」
そんな話をしているとエルが戻ってきた。
「エルちゃんお疲れ様♪」
エル「すみません。ちょっとやりすぎてしまったみたいです。」
「気にしなくても大丈夫だって!俺が逆の立場でもきっと同じ結果になってたと思うしな。〔なでなで〕」
エル「こーちゃん・・・。ありがとうございます///」
実況「それでは次の試合に移りたいと思います!」
「ちょいと待った!!」
実況「へっ?」
孝一郎はいつの間に着替えたのか、黒いコートにサングラスをして、マイクを持っていた。
真「マトリックスか?」
セレス「 ラクーンシティ警察署特殊部門S.T.A.R.S.(スターズ)の総隊長じゃないの?」
「このままいけば、間違いなく俺達のチームが勝つだろう。そこで俺は一つの提案を出そうと思う。」
カインチームを指差して孝一郎は言った。
「俺が残りの二人を同時に相手しようジャマイカ!」
孝一郎の提案に会場中が騒ぎ出す。
実況「なんと!孝一郎選手、2対1で戦うと言っています!!孝一郎選手の実力は確かですが、本当に実行するつもりなのでしょうか!?」
カイン「ふざけるなよ!いくらお前でも俺とシャルを同時に相手にするなんて・・・!?」
次の瞬間、孝一郎はその場から消えていて、まったく別の場所に移動していた。
「今の、この俺の響転(ソニード)が見えたのなら反論を聞こうか。」
孝一郎の発言に誰も反論できるものは居なかった。
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