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壁にめり込んでいた孝一郎だが、何もなかったかのように壁から抜け出して前に歩いていく。
実況「なんと孝一郎選手、あれだけの攻撃を受けていながら平然としています!なんというタフネスなのでしょうか!?」
「ここまで楽しめるとは思っていなかったぞ。俺もそろそろ行かせてもらおうか・・・。ブワアァァー!!」
孝一郎が気合いを入れると、孝一郎を中心に爆風が発生して、全員吹き飛ばされそうになる。
風が止んで、全員が孝一郎の方を見ると、そこには金色の髪に、金色のオーラを纏った孝一郎がいた。
実況「孝一郎選手が謎の変身を遂げています!一体どういうことなのでしょうか!?」
「穏やかな心を持ちながら、サングラスを壊された怒りによって目覚めた伝説の戦士。超サイヤ人、黒澤孝一郎だ!!」
真「いまごろかよww一人時間差ってかw」
セレス「まだ根にもってたのね。というかサングラスを壊したぐらいで超サイヤ人になれたら苦労しないわよ」
「そんなことはないぞ。セレス。悟天とトランクスは、何故あの若さで超サイヤ人になれたと思う?そう・・・サングラスが壊れたからだ」
真・セレス「絶対に違うからwww」
カイン「よそ見している暇は無いぞ!・・なっ!?」
不意討ちをしようとしたカインだったが、拳が当たる寸前で姿が消えて、いつの間にか横にいた。
「不意討ちはいけないな」
カイン「ちぃ!・・がぁ!」
カインは裏拳を当てようと拳を振るうが、あっさりかわされ、空中に蹴りあげられてしまった。
孝一郎は直ぐに、追撃として膝蹴りをカインの腹にめり込ませた後、地面に叩き落とした。
カイン「がはっ!ぐあ!・・クソッ!」
カインはなんとか着地して上を見上げるが、そこに孝一郎の姿は無かった。
「うすのろ」
カイン「なっ・・ばっ、ばかなっ・・・」
孝一郎はカインの真後ろに立っていた。カインは孝一郎の驚くべき早さに圧倒され、声を出せずにいた。
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