セントラル学園  決闘編3

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「何ぃ!?オレのギャリック砲とそっくりだとぉ!?」 孝一郎はそんなことを言いながら、パワーボールに更に魔力を込めた。 カイン「ぐぐぐぐ!こっちは二人だぞ!」 シャル「重たいですー。こんな強い魔法があるなんてインチキですー!」 グググっと孝一郎の魔法が、カインとシャルの方へ押し寄せる。 「フハハハハ!!そこまでか!!貴様等の力などそこまでのものに過ぎんのか!?それでもキング・オブ・ハートか!?」 真・セレス「ここで東方不敗ですかwww」 カイン「ぐああ!なんてやつだよ!!シャル!!踏ん張りどころだぞ!!」 シャル「分かってますよー!うむむむむー!」 実況「凄まじい魔法の競り合いです!!エルさんとセレスさんが結界を強化してくれてなければ、間違えなく会場は消し飛んでいたことでしょう!!」 会場中が更にヒートアップして、客席の人達も大声で応援していた。 観客席「カイン様頑張ってー!!」 観客席「シャルちゃん負けるなー!!」 観客席「孝一郎死ねー!!」 「ちょっww俺の応援おかしくね?ww」 孝一郎の注意が逸れた隙を、カインは見逃さなかった。 カイン「今だシャル!!ありったけの魔力を爆発させろ!!」 シャル「これで全部ですー!決まってくださいー!!」 カインとシャルは一気に孝一郎の方へ押し返した! 「うお!?おおおおぉぉー!!駄目だ!凄い力だぁー!!ビクともせん!!」 そんな『北斗の拳』の雑魚敵の真似をしている孝一郎に魔力を込める暇は無く、魔法は孝一郎に直撃した。 「ぐああぁー!い、今こそ・・・お前は本物のキング・オブ・ハート・・・。し、師匠ぉぉぉぉぉぉっーーー!!!」 真「ドモンか東方不敗か、どっちかにしろよww」 ドフォォォーーン!! 強大な魔力に巻き込まれながら孝一郎は飛んでいった。
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