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「何ぃ!?オレのギャリック砲とそっくりだとぉ!?」
孝一郎はそんなことを言いながら、パワーボールに更に魔力を込めた。
カイン「ぐぐぐぐ!こっちは二人だぞ!」
シャル「重たいですー。こんな強い魔法があるなんてインチキですー!」
グググっと孝一郎の魔法が、カインとシャルの方へ押し寄せる。
「フハハハハ!!そこまでか!!貴様等の力などそこまでのものに過ぎんのか!?それでもキング・オブ・ハートか!?」
真・セレス「ここで東方不敗ですかwww」
カイン「ぐああ!なんてやつだよ!!シャル!!踏ん張りどころだぞ!!」
シャル「分かってますよー!うむむむむー!」
実況「凄まじい魔法の競り合いです!!エルさんとセレスさんが結界を強化してくれてなければ、間違えなく会場は消し飛んでいたことでしょう!!」
会場中が更にヒートアップして、客席の人達も大声で応援していた。
観客席「カイン様頑張ってー!!」
観客席「シャルちゃん負けるなー!!」
観客席「孝一郎死ねー!!」
「ちょっww俺の応援おかしくね?ww」
孝一郎の注意が逸れた隙を、カインは見逃さなかった。
カイン「今だシャル!!ありったけの魔力を爆発させろ!!」
シャル「これで全部ですー!決まってくださいー!!」
カインとシャルは一気に孝一郎の方へ押し返した!
「うお!?おおおおぉぉー!!駄目だ!凄い力だぁー!!ビクともせん!!」
そんな『北斗の拳』の雑魚敵の真似をしている孝一郎に魔力を込める暇は無く、魔法は孝一郎に直撃した。
「ぐああぁー!い、今こそ・・・お前は本物のキング・オブ・ハート・・・。し、師匠ぉぉぉぉぉぉっーーー!!!」
真「ドモンか東方不敗か、どっちかにしろよww」
ドフォォォーーン!!
強大な魔力に巻き込まれながら孝一郎は飛んでいった。
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