15361人が本棚に入れています
本棚に追加
「こんちわー。約束通りきましたよー」
マルコ「いらっしゃい。こっちに転移装置を用意してあります。着いてきてください」
真「転移装置って何だ?初めて聞く名前なんだけど、魔法陣じゃないのか?」
マルコ「転移装置とは僕が開発した物の一つで、この受信機を置いた場所に転移出来る優れものです。現在各国に設置準備中ですよ」
セレス「それは便利ね。各国に誰でも直接行けるようになるってことよね」
マルコ「そうですよ。受信機は各国に設置済みなんですが、装置が完備していないんですよ」
「魔法陣でちゃちゃっと行けばいいんじゃないのか?」
エル「それだと魔法を使えないといけないからですよ。魔法を使えない人も居ますから、その為の物です」
「なるほど!それは便利ですね!」
マルコ「この前フェルムが完備したそうなので、これからは魔具の流出が活発になるはずですよ」
それからマルコの研究室の奥に転移装置があった。
マルコ「これは初期型で上下の装置で転移しますが、現在は改良して足元だけの装置になっています」
「大丈夫ですよ、マルコさん。これに乗れば頭部、胸部、腕部、足部いずれかのパーツが組み込まれ、オートでパワーアップを披露する装置ですよね」
真「孝一。俺はハイパーチップじゃないかと思うぜ!」
セレス「二人とも、それは違うわ。波動拳か昇龍拳の可能性が一番高いわよ」
孝・真「その発想はなかったなww」
マルコ「??一体何のことでしょうか?」
エル「マルコさん。気にしたら負けですよ♪」
マルコ「??」
ロックマンXシリーズを知らないマルコには全く理解出来ない話だったが、マルコは納得いかない表情をしていた。
マルコ「それでは皆さん。行きますよ」
転移装置に乗った孝一郎達は、受信機がある元へと消えていった。
最初のコメントを投稿しよう!