セントラル学園  決闘編3

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セレス「なんかムカつくわね」 真「奇遇だな。俺もそう思っていたところだ」 セレスと真一は、軽くアイコンタクトをとって頷きあった。 真「これが女体の神秘か」 セレス「真っ裸で立っているから隠せる場所もないわね」 ピクッ! 孝一郎が二人の言葉に反応する。 真「この瞬間に、俺はまた生まれ変わったな」 セレス「あら?この子、生えてないわね」 「なん・・・だと!?」 エル「こーちゃん」 「はっ!?(奴らの狙いはこれか!?奴らの悪魔の囁き、例えば食らったのがピカチュウだったのなら効果は得られないだろう。しかし俺には効果は抜群だ!!【この間わずか0.2秒】 だがここで折れてしまってはエルちゃんとのワクワク楽しい入浴ツアー、ポロリも有るよ♪が駄目になってしまう!それだけはなんとしても避けねばならん!!【この間わずか1.0秒】)俺には関係ないさ。エルちゃん、俺達は別の部屋を捜索しよう」 エル「はい♪こーちゃん行きましょう♪」 真・セレス「ちっ!!」 マルコ「なるほど。つまりこれが・・・。ふむふむ」 敵地に侵入している割には、実にマイペースなチームだった。 【真一サイド】 その後、真一、セレス、マルコで研究所を調べると様々なことが明らかになった。 マルコ「なるほど。彼の研究内容はほぼ理解しました」 マルコの説明によると、周りにあるカプセルは魔獣を複数体混ぜ合わせた『デストロイ』という生物で、在るものを破壊し尽くすという危険な存在らしい。見た目はまるでエイリアンである。セントラル強襲のために待機させているようだ。 問題なのは中央のカプセル。【人間・魔人・エルフ・獣人】の中で魔力に関して、最も強いと言われているエルフの体に、魔吸呪で集めた魔力を注ぎ込む。 十分に集め終わったエルフの体に自分自身を融合させ、神の力を手に入れるという実験を行っているようだ。 セレス「人体の融合は禁呪のはず、これも魔王の仕業で間違いなさそうね」 真「人体融合って、一つの体に二人の人が入るってことだろ?大丈夫なのか?」 セレス「魔法陣に間違えがなければ問題ないわ。人の脳は莫大な容量を持っているから、人一人の容量が入っても何も問題ない。けど人体融合は言わば書き換え。術者が他者に入り込み、体と力を奪う禁呪なのよ」 マルコ「つまり能力は単純に2倍に上がり、見分けもつかないと言うことですね」
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