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セレス「ここにあるものは全て抹消ね。これが漏れたら大変なことになるわ」
真「この子はどうする?学園で行方不明になっている子だろ?」
マルコ「残念ですが諦める他ありませんね。このまま開放しても、魔力を注ぎ込まれている以上魔力が暴走して、セントラルに被害を及ぼすでしょう」
真「そうか・・・。とりあえずデストロイをどうにかするか。この子に関しては孝一とエルさんにも相談してから考えよう」
セレス「そうね。エル様と孝一郎なら何とかしてくれるかもしれないわね」
【孝一郎サイド】
その頃、何とかしてくれそうな二人は、実にのんびりしていた。
「うーん。研究所以外にはここの休憩室と、トイレとシャワーがあるだけだな」
エル「そうですね。他に怪しいところも特にはありませんでした」
「それじゃあ調査は真一達に任せて、ここで休憩していこっか♪」
エル「はい♪」
近くにあったソファーに腰かけた後、孝一郎はエルの肩を抱き寄せた。
エル「こーちゃん////」
「エルちゃんは本当に可愛いな♪〔なでなで〕」
エル「そんな//こーちゃんの方こそカッコイイですよ♪」
そんなこんなでイチャイチャしている時に、孝一郎がふと入口の方を見ると、孝一郎達を見て唖然としている例のイケメンと目が合った。
「何者だコンチクショォォォーーーー!!!」
イケメン「えぇー!?それって俺の台詞じゃね!?」
こうして孝一郎とエルは謎のイケメンに見つかってしまった。
「またかよ、チクショー!いつもそうだ。俺とエルちゃんが良い雰囲気になるとここぞとばかりに邪魔が入りやがる。何でだよ・・・。俺に恨みでもあんのかよ!」
イケメン「いや、その、なんかすまなかったな」
「まぁ過ぎたことは仕方がないさ。俺とエルちゃんは別の場所を探すことにするよ。世話になったな」
そう言って孝一郎はエルを抱っこしてその場を去ろうとした。
イケメン「ああ。またいつでも来てくれ・・・ってちょっと待て!!何でお前達が俺の研究所に居るんだよ!」
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