セントラル学園  決闘編3

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【ガイルサイド】 ガイル「フゥー。だが・・・」 タバコを踏み消したガイルは、『フッ』っと客席から消えて、一瞬で場内に移動していた。 ガイル「俺が居る以上、セントラルには手を出させねぇぞ」 デス「ギョララァァーー!!」 4体のデストロイがガイルに襲いかかったが、デストロイはガイルをすり抜けてしまった。 次の瞬間4体はバラバラになり燃え上がりだした。 ガイル「行くぜ」 デス「グギャギャー!!」 ガイルは走り出し、デストロイとの距離を詰めると、1体の足を刈っ切り、体を回転させて掬い上げるように真っ二つにする。 横から爪を降り下ろすデストロイの腕を切りつつ胴体を切断。 後ろから襲ってくる2体を凪ぎ払うように突き刺し、群れに向かって2体を投げつけた。 デストロイが怯んでいる内に、ガイルは大鎌に魔力を溜めて投げつけた。 ガイル「刈り取れ。『焔刈(ほむらがり)』」 もの凄い回転で飛んでいく鎌は、触れたものを刈り散らす円盤となり、10数体のデストロイの首を飛ばし、会場の壁に突き刺さっている。 ガイル「【操炎黒印(そうえんこくいん)】」 ガイルが足元に魔力を流すと、掌ぐらいの黒い魔法陣が浮かび上がった。 デス「ギガァァー!!」 デストロイは口から凝縮された魔力を、レーザーのように吐き出した。 ガイルは高速で群れの側面に大きく回避した。 ギュドーン!! レーザーは壁に当たると大爆発を起こした。 ガイル「念の為、大きく回避して正解だったな。結界も今ので壊れちまったし、さっさとケリをつけるか!【操炎黒印・二式】」 3体が外に出ようと反対側のゲートに向かっていた。 ガイル「逃がさねえよ」 ガイルはすぐさま回り込み、1体を中央に蹴り飛ばした。
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