15361人が本棚に入れています
本棚に追加
【ガイルサイド】
ガイル「フゥー。だが・・・」
タバコを踏み消したガイルは、『フッ』っと客席から消えて、一瞬で場内に移動していた。
ガイル「俺が居る以上、セントラルには手を出させねぇぞ」
デス「ギョララァァーー!!」
4体のデストロイがガイルに襲いかかったが、デストロイはガイルをすり抜けてしまった。
次の瞬間4体はバラバラになり燃え上がりだした。
ガイル「行くぜ」
デス「グギャギャー!!」
ガイルは走り出し、デストロイとの距離を詰めると、1体の足を刈っ切り、体を回転させて掬い上げるように真っ二つにする。
横から爪を降り下ろすデストロイの腕を切りつつ胴体を切断。
後ろから襲ってくる2体を凪ぎ払うように突き刺し、群れに向かって2体を投げつけた。
デストロイが怯んでいる内に、ガイルは大鎌に魔力を溜めて投げつけた。
ガイル「刈り取れ。『焔刈(ほむらがり)』」
もの凄い回転で飛んでいく鎌は、触れたものを刈り散らす円盤となり、10数体のデストロイの首を飛ばし、会場の壁に突き刺さっている。
ガイル「【操炎黒印(そうえんこくいん)】」
ガイルが足元に魔力を流すと、掌ぐらいの黒い魔法陣が浮かび上がった。
デス「ギガァァー!!」
デストロイは口から凝縮された魔力を、レーザーのように吐き出した。
ガイルは高速で群れの側面に大きく回避した。
ギュドーン!!
レーザーは壁に当たると大爆発を起こした。
ガイル「念の為、大きく回避して正解だったな。結界も今ので壊れちまったし、さっさとケリをつけるか!【操炎黒印・二式】」
3体が外に出ようと反対側のゲートに向かっていた。
ガイル「逃がさねえよ」
ガイルはすぐさま回り込み、1体を中央に蹴り飛ばした。
最初のコメントを投稿しよう!