セントラル学園  決闘編3

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孝一郎とマルコはしばらくゴソゴソとやりとりをしていると、イケメンが逃げようと高速で出口に移動しようとした。 「何処にいくんだ?」 イケメン「なっ!?がはぁ!!」 孝一郎は一瞬で回り込み、イケメンを再び中央に吹っ飛ばした。 イケメン「強すぎる。これほどまでに差があるとは。・・・はっ!」 イケメンが飛ばされた真横には人体融合の魔法陣があった。 イケメンはすぐさまそれに魔力を流して高笑いした。 イケメン「ふっふっふっふ。はぁーっはっはっはっは!!これで俺は神の力を手に入れるのだ!!ここに吹き飛ばすとは全く有難い奴だぜ!!」 しかし、そのイケメンの行動に焦っている人は誰一人いなかった。 「あーあ。やっちゃったよw」 マルコ「孝一郎君の言った通りですね。さて、どうなることやら」 イケメン「一体何を言っているんだ?頭でもおかしくなったのか?くっくっく」 「気づかないとはめでたい奴だな。足元の魔法陣をよく見てみろよ」 イケメン「なんだと?・・・こ、これは!!!」 孝一郎はマルコにお願いして、人体融合の軸を変えていたのである。 つまりイケメンがカプセル少女に融合する形に変えていたのだ。 真一は孝一郎に任せていたので、エルとセレスはそれを見ていたので、焦っていなかったのだ。 イケメン「そんな!!俺が消えるなんて!!うわぁぁあー!!いやだぁぁーー!!」 イケメンの肉体が消えて、複数の光の塊になると、カプセル少女の体の中に入っていった。 「自業自得だな。これでカプセルの女の子が助かるといいんだけど」 セレス「その辺は計算されているみたいだから大丈夫そうよ。私的には、もう少し情報を引き出したかったんだけどね」 真「確かにな。せめて名前ぐらい聞いてあげてもよかったかもなw」 孝・セレス「そう言えば聞いてなかったな(わね)www」 マルコ「とりあえず、この少女を保護して、この施設を抹消しましょう」 マルコはカプセルの装置をいろいろといじり出した。
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