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孝一郎とマルコはしばらくゴソゴソとやりとりをしていると、イケメンが逃げようと高速で出口に移動しようとした。
「何処にいくんだ?」
イケメン「なっ!?がはぁ!!」
孝一郎は一瞬で回り込み、イケメンを再び中央に吹っ飛ばした。
イケメン「強すぎる。これほどまでに差があるとは。・・・はっ!」
イケメンが飛ばされた真横には人体融合の魔法陣があった。
イケメンはすぐさまそれに魔力を流して高笑いした。
イケメン「ふっふっふっふ。はぁーっはっはっはっは!!これで俺は神の力を手に入れるのだ!!ここに吹き飛ばすとは全く有難い奴だぜ!!」
しかし、そのイケメンの行動に焦っている人は誰一人いなかった。
「あーあ。やっちゃったよw」
マルコ「孝一郎君の言った通りですね。さて、どうなることやら」
イケメン「一体何を言っているんだ?頭でもおかしくなったのか?くっくっく」
「気づかないとはめでたい奴だな。足元の魔法陣をよく見てみろよ」
イケメン「なんだと?・・・こ、これは!!!」
孝一郎はマルコにお願いして、人体融合の軸を変えていたのである。
つまりイケメンがカプセル少女に融合する形に変えていたのだ。
真一は孝一郎に任せていたので、エルとセレスはそれを見ていたので、焦っていなかったのだ。
イケメン「そんな!!俺が消えるなんて!!うわぁぁあー!!いやだぁぁーー!!」
イケメンの肉体が消えて、複数の光の塊になると、カプセル少女の体の中に入っていった。
「自業自得だな。これでカプセルの女の子が助かるといいんだけど」
セレス「その辺は計算されているみたいだから大丈夫そうよ。私的には、もう少し情報を引き出したかったんだけどね」
真「確かにな。せめて名前ぐらい聞いてあげてもよかったかもなw」
孝・セレス「そう言えば聞いてなかったな(わね)www」
マルコ「とりあえず、この少女を保護して、この施設を抹消しましょう」
マルコはカプセルの装置をいろいろといじり出した。
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